大切な祖父の思い出!・古民家再生の家

山口県に居を構えるオーナーは、住み慣れた祖父が建てた思い出の家を再生することが夢でした。それは、今ここに実現したようです。一番右の棟は、福井県美山町から蔵を移築再生しギャラリーに、左部分の祖父の家は、お茶会のできる施設にしました。お住まいは、中央部分に新築し、明治時代に建てられた、両サイドの棟とマッチするように古民家風に仕上げました。内装も大胆な吹き抜けや、大きな梁を天井に施しています。四季を楽しむお庭が、日々の潤いにアクセントを加えています。

移築(右棟)、復元(左側)、古材を使った新築(中央)と3パターンを組み合わせたファサード

古レンガを敷き詰めた車庫(建物は福井県美山町より移築したもの)

草花を眺めながら、やがて門へ。

移築再生される前「蔵」の模様

再生後

門からアプローチ

ムクリ屋根で優しく迎える門です。

いらっしゃいませ!どうぞ。茶室の下地窓を金属で現代風にアレンジ。

どうぞ、おはいりください

庭園(南側)優しく迎えてくれる紅葉。

春夏秋冬、違った表情を見せる優しい風景

焼ムラのあるふぞろいのアンティークレンガが、古民家には妙にマッチ

再利用した縁石

雑木の中の待合い処。

時間までもう少し、庭を眺めて楽しもう!

時間までもう少し、庭を眺めて楽しもう!

解体した時の石材を再利用した座敷前の庭園。

工事途中に追加で入れたケヤキの大梁これで引き締まった表情になった。

山口県内で譲ってもらったケヤキの大戸。由緒のある建具とききました。一段と風格が漂います。この幅の蔵戸は貴重品です。

石州の敷瓦がいい感じです

天井の十文字の梁はケヤキの古材

置かない、シンプルに、飾らない、置くなら本物一品だけ!いいものは映えます。

「古材」と「漆喰」はやはり「美」と「機能」の組み合わせです。

縁側から庭を眺める

突き当たりにはお茶会のための水屋

天井を取っ払い吹き抜けとしたお座敷、残した欄間がポイントです

お茶会を催す吹き抜けのお座敷

高さがあるため、炉をかける曲がった栗の古材が丁度良い

床柱は栗のナグリ、美しい古材で復元された床の間

もともとあった天井を取っ払い、ゆったりとした続き間。

再利用された組子欄間

再生後

座敷から北庭を眺める。

落ち着ける北側の庭

掘りごたつのある茶の間、もともとの低めの天井がちょうど良く落ち着きます。

ようこそおいでいただきました。

苔(コケ)には最適な北庭。

ダイニング

北陸の古材でがっちり組んだリビング。

中央を走る大梁は長さ8メートル

この広さにはもちろん薪ストーブ

障子が妙に落ち着くリビングです。

リビングより土間、南庭を望む。

何かと重宝する土間、冬は太陽光を取り込みポカポカ。

移築されたギャラリー。

北陸から移築した古民家。

天井の大梁は珍しいナラ材。

もちろんこの広さには薪ストーブ。

コンサートやイベントで活躍している古民家のギャラリー、スタンウェイのピアノの響きが違います。

大通りに面したギャラリー、春はピンクの芝桜で彩ります。

祖父の時代の家(明治初期)

再生後

座敷前の茶庭。

リビング前は古いレンガでクラッシックに。

耐陰性の植物でまとめてしっとりとした北庭。

裏玄関から路地をつたって待合いへ。

柔らかい灯りで訪れる人をようこそ。

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